残念ながら健太君は愛されながら永眠しました。
足の切断の危機を迎え、「どうするのか」と獣医師の先生と話しながら、栄養をつけるための努力をしていましたが、足の壊死がどんどん進みお尻の方まで進んできました。「どうしたらいいのか」と先生と話をしていましたが、今度は背中から膿が出始めました。菌が体に入って傷口から出ているようです。だんだん鳴き声も弱まり、目も弱々しくなってきました。
しかし、保護した方が見舞いに行くとミァーと近づいてくるのです。獣医師の先生が「状態は良くないし、改善の方法はなく手の施しようがないので、入院させて置くのではなく自宅に連れて帰るのが可能なら、自宅で愛されながら看取ってもらうのが一番幸せではないかと思います。」との提案があったので自宅に連れて帰られました。
健太君は家に着いた当初は保護された方を目で追っていましたが、だんだん安心したのか安らぐようになったそうです。しかし、保護した方を常に目で探していたようです。日に日に弱っていくが、排泄や食事の世話をして、いつも綺麗に拭いてあげたそうです。ご飯が食べられなくなってきたので痩せていきましたが、水をあげたりして最後まで愛していることを伝えていたそうです。そして最期は安らかに旅立ったそうです。保護した方は、「自分が何か間違ったのではないか、もっとしてあげることがあったんではないか?」など自問自答をされながら涙が枯れるまで泣かれていました。
健太君は捨てられた猫です。しかし、最後は愛する人たちがいて家族の一員として看取られた幸せな猫になったと思います。本当に残念なことでしたが、良かったと思いました。
多くの皆様に応援をしていただきありがとうございました。
健太君へのご支援金額85,000円いただきました。
健太君の医療費と葬儀費用に150,000円と28,000円 掛かったそうです。
その一部の支援金として使わせていただきました。
寄付のお願い
ぜひ、医療費としての寄付をお願いします。 |