SKIP編集部がなぜマザールーフをつくったのか…
NPO法人マザールーフの誕生物語 Vol.7前編
保護犬たちはどうするの?
性格を把握したり、トレーニングしたり犬たちの相性も問題チェックもして部屋割りをします。犬の性格もいろいろです。優しいのに、どうしても相性がダメという犬もいます。
保護した犬たちに対して最も大切にしていることはせっかく救った命を守ることです。
保護した犬たちは、育った環境がどんな所で、人間への接し方はどのようにしてもらっていたのかが分からない、性格もわからないので、把握するのに時間をかけるようにしています。
しかしこの時間をかけることが最も大切だと思っています。例えばむやみに触られるのが嫌な犬もいるのです。これは虐待を受けていた可能性のある犬たちです。犬たちは保護してすぐは、どの犬も大人しくしています。(穏やかな環境を作ってやっている場合です)
しかしだんだん安心感とともに、嫌な思いや辛かったことを思い出すようなのです。嫌なところを触られたりすると、噛みついたりすることもあるのです。できれば噛みつくなどの行為を思い出させないようにしないといけないのです。癖になったりするし、嫌な昔の思いを蘇らせることにもなるからです。沢山の楽しいことを作ってやるようにしているのです。
保護した犬たちは不安で厳しい顔をしていたのが、安心から顔が穏やかに変化が出てきます。それからが大切になってくるのです。犬たちの性格を把握して、接し方などを決めていきます。
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