毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.13
自宅の下の方から「ストーンくんが毎日私が出かけた後鳴いているようだ」ときかされた。どうかしたのかとちょっと不安になった。ストーンも老犬の仲間入りをする年齢になっているので、具合でも悪いのか、不安心が広がってきた。なぜ鳴いているのか心配にもなった。
そこで、出かける直前までどんな行動をしているのか注意深く観察をしてみると、ストーンは一人でベッドに寝てグルグル回りながらワォワォとしゃべっていた。他の人が聞いたら驚くような声でである。この頃彼は、ベッドに乗って寝ながらグルグル回るのが気に入っているようだ。人がきいたらまるで、喋っているように聞こえるのだ。それがどうも日課のようになっているようだ。私とメリールーがベッドルームにいないときを見計らって、一人でベッドルームに行ってベッドの上でグルグル回りながらしゃべっているのだ。何か不満があるのかもしれないが、ベッドには私とメリールーが寝ているので自分も寝たかったのかもしれない。でも人に心配をかけるほど大きな声で喋っていたとは驚きだ!一人遊びが上手な奴ではあるが、近所の人にも心配していただいて幸せな奴だとは思う。
でも、ちょっと恥ずかしかったので声を小さくしてもらいたいとストーンくんにお願いをする今日この頃です。2003年11月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)