SKIP編集部がなぜマザールーフをつくったのか…
NPO法人マザールーフの誕生物語 Vol.11後編
マザールーフの犬たちはいろんな事情でやって来た犬たちです。
マザールーフの犬たちは、SKIPの編集スタッフが中心となって世話をしています。
マザールーフに様々な事情でやって来た犬たちを紹介します。
置いていかれたピーチがヘルニアに…
小さくて可愛い顔のピーチは大人の女性に人気が高い。体重も3キロしかないので軽くて抱っこしても重さを感じないほどです。
しかし、この可愛い顔が災いしているようで可愛がられ過ぎるので我儘なのです。ゲージの中に入れるとワンワンと大きな声で鳴くし、猫の陸のご飯を陸が食べているのに横から食べるし傍若無人なのです。
ヘルニアはケージから「出せ出せ」と、ワンワン飛び上がり症状が出るし、悪化するのです。今は薬で改善させているが、悪化すると手術をしなければならなくなるので心配です。
小さいので手術の場合麻酔の問題もあるので、できるだけ手術をしなくていいようにしたいので管理をしています。何でもかんでも食べるので大変でもありますが、元気でいてくれるように犬と猫と仲良く暮らせるようにしています。
ピーチがセラピードッグとして活躍するかもしれません。ピーチも私たちも頑張ろうと思っています。新たな挑戦です。
ピーチは置き去りにされ迎えに来てもらえなかった犬です
小さな可愛いパピヨンのピーチはまだ若い1歳くらいでしたが、トリミングに来たのです。他県から来た犬でしたが2回目ということもあり、安心して預かりトリミングをしたのですが、約束の時間がたっても迎えがきませんでした。どうしたんだろうと心配になって連絡をしてみましたが、家族の方から、「まだ娘は帰ってきていないですが、取りに伺うと思いますので置いておいてください」とのことでした。翌日も待っていましたが、連絡もなく引き取りもありません。数日たって家族の方に再度連絡をしたら、娘から連絡があり「処分してほしい」とのことでした。
処分とは何ごとでしょうか?生きているものを物のように処分とは、命がなくなることを平然と言われるのです。犬は何も知らなくて迎えが来ると思って待っているのです。大きな目をクルクルさせて…。本当に可哀そうになりました。家族の一員として一時は溺愛されていたに違いないのに、今は殺してほしいとのことなのです。物ではないのに“処分して”です。
こんな時本当に動物は可哀そうだと思います。自分の意志とは関係ないのです。あまりにも可哀そうだったので里親を探したりしましたがマザールーフの一員になることになったのです。
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