福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.29

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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凄いことが起こった!セラピードッグが長野で開催されるスペシャルオリンピックスの第8回冬季世界大会in長野(2月26日〜3月5日まで)に参加することが決まった。
スペシャルオリンピックスとは、今回は、世界82カ国の参加で、知的発達障害のあるアスリートたちがスポーツを競い合うオリンピックなのだ。
アメリカで誕生したスペシャルオリンピックスは、世界中に広がり現在160の国や地域が加盟している歴史があるもので、そのスペシャルオリンピックスの世界大会に心のケアの担当としてセラピードッグたちが参加することになったのだ。高齢者の方々の施設でおじいちゃんやおばあちゃんの笑顔を引き出しているセラピードッグたちが、また大きな役割を果たそうとしている。と、言うことは、チロリは勿論だが、あの平和台跡地で保護したピースも、子供たちの心のケアをするんだと思うと心が躍る。
今思えば、ピースと出会ったときは「犬がいる、どうしてここにいるのか」と毎日気になって眠れないくらい心が痛かった日々だった。保護しようと決心し、餌付けしながら仲良くなって保護するまで3週間くらいかかったピース。用心深いくせに人間が大好きだったピース。臆病なのに、おっとりしているピース。ピースがいなかったら今の私はないのかもしれない。犬や猫を保護するなんて考えは浮かびもしなかった。それに、犬たちが街中にいるなんて考えもしなかったし、目にも留まっていなかった。でも、いっぱいいるのだ。独りぼっちで歩いている犬たちが。そんな捨てられていた犬たちが、何だか、このスペシャルオリンピックス世界大会で大きな役割を与えられ期待されているのだ。これがセラピードッグの次の一歩を踏み出すような気になっている。どんなにセラピードッグが、現代に必要とされているのか実感しているのだ。私にとってこの事実は、セラピードッグを1頭でも多く誕生させる必要性をさらに感じた、喜びの新年のお年玉になった。
2月12日のトーチラン(聖火ラン)でセラピードッグのチロリやピース、タイメックス、ミックなどが知的発達障害の子供たちと走ったのは、世界で初めての出来事だ。これを記念してチロリのピンバッチが発売される。セラピードッグを応援している皆さん、ぜひ胸にこのピンバッチを付けてくださいネ!エッセイ,編集長,徒然,セラピードッグ,スペシャルオリンピックス,トーチラン,聖火ラン エッセイ,編集長,徒然,セラピードッグ,スペシャルオリンピックス,トーチラン,聖火ラン


2005年2月21発行 3月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月のサニーくん

丸顔になったサニー!来た時の顔とは別犬だ
サニーくんはきっと寒い国の犬だったに違いない。サニーの毛はまるで、ムートンのような密集したフワフワの毛になっていた。保護した当時の毛はパサパサのゴワゴワだったのに。スゴイ!訓練所はちょっとした丘の上にあるから市内より寒いからだろうか。それに、サニーは丸顔になっていた。ゴツゴツした顔だったのに丸いフワフワした感じに。凄い!こんなに変化するなんて。困ったチャンだったのが嘘のようになっている。
今、サニーはキョロキョロすることもなく落ち着いた毎日を送っているようだ。犬も幸せが顔に出るんだなーと実感してしまった。マザー,ルーフ,福岡,保護,訓練,学校,サニー,犬

 

 

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