毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.48
メリールーとスキッパーと夜の散歩をしていたら、突然引きずられた。驚いていると、メリールーに飛びついている犬がいる。何がなんだか分からないまま引っ張られたから手が痛いが、「どうしたの?」と犬に聞いてみた。よーく見ると、リードがついていない。もちろん名札も付いていない。どうしようとオロついていたが、迷子にきまっていると勝手に判断してスキッパーのリードを付け、スキッパーを小脇に抱えて保護した犬の飼い主さんを探そうと大濠公園に行く。
メリールーを先頭に3頭で飼い主さんを探して回った。8月の初めだったので暑くて暑くて汗はダラダラでるわ、飼い主さんは見つからないわ、どうしていいか分からないようになった。おかしいな、飼い主さんが探しているに決まっているはずなのに。つい、気弱になって大濠公園を散歩中の人に「この犬を知らないか」と尋ねてみた。そうすると、思ってもみなかった答えが返ってきた。「この辺の犬かもしれないので放したら自分で家にかえりますよ」と言われ、夜も遅いが放してみようか、という気分になってしまった。でも、やっぱり夜も遅いので車にひかれたら大変だと連れて帰ることにした。
どう見ても飼い犬だったのは間違いないし、探していらっしゃると思う。でも、チラシも配ったし貼ってもみたが、未だに飼い主さんは現れない。おかしいな…と落ち込む毎日。
誰か知りませんか、この可愛いワンちゃんの飼い主さんを。きっと、お家に帰りたいに決まっているんです。もちろん、警察にもその日の夜に届け出を出しています。 ●お心当たりのある方は、ぜひご連絡ください。SKIP編集部 TEL092(714)3937
2006年9月21日発行 10月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬たち
明るく笑顔になってきた。犬だから表情が無いと思わないで、犬も表情があるんです。家にやって来た犬達が笑っています。幸せを私たちにもくれるんです。笑顔ってスゴイ。