福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.81

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 フィラリア予防をする季節がやってきた。この病気の怖さはラブちゃんで十分わかっているので、予防の必要性を誰よりも知っている私です。しかし、うちの犬たちが病院へ行くのは大変なことなのです。数が多いので大移動で、何日かに分けて病院へ行くことになりますが、車に乗る数も限られるので、効率の良さを考え、相性や年齢を考えて行きます。しかし、これが大変で、車に乗せるにもテンヤワンヤ、車に乗って走りだせば吐くし、もう大騒動なのです。

 フィラリア検査が初めての子犬たち(去年生まれた1才の犬たち)には、ドキドキものでした。とくに気になっていたのが、日頃は愛嬌いっぱいのホワイトとチャーリー。もしかしたら陽性かもしれないとドキドキしていましたが、結果は陰性だったので安堵しました。去年の春に保護した3頭は、まだまだ人間を恐がるし、外の環境に適応しない状態なので病院でも簡単には採血をさせてくれず、大変でした。おかげさまで、3日間かけて無事全頭ワクチンとフィラリアの検査も終了し予防薬も飲ませることができました。陰性の犬もいれば陽性の犬もいます。しかし、どの犬たちも元気で暮らしていることが私達の幸せだと思いながら、陽性の犬が早く陰性になるように投薬を忘れずに回復させてやりたいと思っています。

 今月、本当にぐったりしたのは、ワクチンを打ったり採血をしたりした犬たちではなく、人間の私達のほうでした。もちろんお金もかかりましたが、苦労しただろうと思う犬たちが元気に走り回る笑顔には勝るものはないんだと喜んでいます。

 私の場合、フィラリア=ラブちゃんというくらいラブちゃんのフィラリアは大変深刻な症状で、驚愕の心臓肥大です。動物病院でエコー検査の度に風船みたいに大きくなっていて進行している様です。担当の先生は、毎回エコーを見ながら今までこんな心臓は見たことない。よく生きているなーと感心されます。先生曰く、本人は相当きついようです。悲しいことに、検診に行く度に症状は悪化しています。もっと早くラブちゃんを救ってあげられたら良かったと思っています。皆さん、絶対にフィラリア予防は忘れないでくださいね。これからが本番です。注意しましょう。エッセイ,編集長,徒然保護犬,保護猫,検査,フィラリア,マザー,ルーフ,福岡

2009年6月20日発行 7月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬たち

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ちびっ子3頭は、元気に遊べるようになりました。ボール遊びもできるようにもなったのです。こんな当たり前のようなことですが、この犬たちにとっては驚くくらいの進歩なのです。人や外の環境に恐怖を感じないようになってほしいです。

 

 

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