福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.126

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 この頃ハナちゃんのことをよく考えるようになっています。
 ハナちゃんは生後半年で捨てられ、舞鶴公園の中を一匹で逃げ回っていました。動物管理センターの捕獲の人たちが、何度も訪れ捕獲を試みたようですが、捕まらなくて逃げ通していました。もちろん心無い動物嫌いの人からも虐められていたようです。だからとても用心深くなり、人に対して極度の怖がりになっていたようで、保護するのにも1ヶ月近くかかりました。

 しかし、ハナちゃんはさらに苦しみに遭遇することに。まだ症例が少ないと言われていた、脊髄のガンになったのです。しかし、ハナちゃんの生命力はすごくて、素晴らしい獣医の先生に出会い、病気とも闘って、勝利をしたのです。

 そして、術後は、歩けないかもしれないと言われたハナちゃんは、歩けるようになりましたが、散歩で人にあったりしたら極度に緊張し怖がるのです。一緒にオス犬の金太郎や北斗たちと行くと少し安心して散歩をしてくれます。
うちにいる犬たちは、さまざまなつらい体験をしている犬たちだから、散歩をするのも性格や、特徴を把握していないと問題行動を起こしたりするのです。

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昔の写真を発掘しました。左がハナちゃん。右はカッコイイ金太郎さん。


 そんな犬たちにボランティアの皆さんが優しく愛情いっぱいに散歩をしてくださっています。様々な試練を受けた犬たちが元気に明るい顔で散歩している姿を見ると、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになります。
多くの人からの愛情を与えられることが犬たちの笑顔や元気を作り上げているから。

 もちろん病気から守るために、ワクチンやノミ駆除など犬たちのケアをするために寄付をくださる方々にも感謝でいっぱいです。毎月必ず寄付をくださったり、1年に何回も送ってくださったり、子供たちがお小遣いを貯めてなどと、さまざまな形で支えてくださる方にも頭が下がり感謝をしています。いろんな方々のサポートで、犬たちのストレスを溜めずに元気でいられるようにすることができています。

 私たちと同じように動物を守りたいと活動をしている人たちも大変な苦労をして活動をしていらっしゃいますが、皆、資金不足や人手不足で大変です。もし、動物を少しでも守りたいと思っている皆さんの支えがあればきっと助かります。よろしくお願いします。

2013年3月21日発行4月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬・猫たち

エッセイ,編集長,徒然,マザー,ルーフ,福岡,責任,保護,保護犬ハンサムボーイのホワイトは皆に人気があります。そんな彼に歯石ができていました。歯石ができると口臭にでてくるので皆に嫌われたら大変だと歯石をとってやりました。嫌がってもとってよかったと思うよホワイト!これだといつまでも人気が落ちないからね。

 

 

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