毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.140
近頃電話が頻繁にかかってくる。里親を探して欲しいという電話が。
犬を飼っていたおじいちゃんが亡くなったので里親を探して欲しいということだ。おじいちゃんは一人暮らしだったので、子供さんたちは犬を自分の家庭では飼うことができないので緊急にとの要望だ。動物の命を全うさせるまで飼うことの難しさを実感する。飼い主が亡くなると動物たちは行き場を無くしてしまうのです。動物たちは自分では生きられない環境なのです。
もう一件は、家族が動物アレルギーを発症したので飼うことができなくなったということだ。動物たちの命は不安にさらされているのです。突然の事態が発生したら家族の一員である動物たちはいる場所をなくすのです。
もちろん人間でも、同じような事態に遭遇することがある場合もあります。しかし、人間の場合は、行政による施設という受け皿が作られています。動物たちには施設があり生活が守られるというものはありません。
福岡市でも、動物殺処分を0にしようという運動が始まっています。だからといって動物たちが命を守ってもらえる施設ができているというわけではありません。里親希望の場合は、年齢が若い動物を希望されるし、里親に出したい動物は年齢が高いというのが現実です。そうなると、里親がなかなか決まらない難しいということになります。
私たちも頑張って里親さんを見つけることにしますが、読者の皆さんもぜひ力を貸してください。どうすれば、もっと動物の命を守ってやれるのか頑張って考えるようにしようと思っています。
2014年5月20日発行6月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
犬や猫がブーたれています。連休はとっても忙しくて相手をしてやれなかったからです。
とくに猫たちは我慢を強いられていました。
可愛そうだと思うので、もっと頑張るからこらえてねみんな!