毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.156
秋の始まりは雨が多い。うちの犬たちは、散歩のときしか排便や排尿をしないので、どんな大雨でも散歩にでかけなければいけないのです。もちろん散歩の時間は短縮するようにしていますが、レインコートが古くなっているので途中で抜けたりして大変なのです。ある時なんか、脱げてレインコートを着てないまま歩いていたりして、失くしてしまったこともあります。何頭もいるせいか安いレインコートを買ってしまうからかもしれません。
そんなうちの子たちとの思い出は尽きませんが、8月22日にアビィが亡くなりました。本当に眠るように安らかに、皆に見守られながら逝きました。こんな穏やかに逝ってくれたら見送る側も心安らかな気持ちになれます。病気でもなく、高齢で老衰だったと思います。でも、最後まで若々しく被毛もフサフサでした。
アビィがやってきたのは何年前だっただろうかと、スタッフKと思い出話しをしました。大濠公園で保護された犬でしたが本当に可愛くて、まだ若い犬だと思って病院の検査に行ったら、来た時から高齢でした。いったい何歳だったのかは分りませんが、腫瘍の手術もしましたが元気に過ごしていました。読者の方からいただいた黄色のレインコートは足まで付いていて、本当に幼稚園児のように可愛い姿でした。その姿を見ると、雨の日のスタッフも素で笑顔になりました。本当に可愛い姿を最後までありがとうと、出会えたことを心から良かったと思っています。
今いる犬たちも、最後はアビィのように終えさせてあげられたらと思えるほど安らかでした。これからは、空の上から犬たちを見守って欲しいと願っています。
2015年9月19日発行10月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
ソックスとアースは兄弟です。もちろんチェリー(女の子)もです。散歩はほとんど屋上で3頭で大暴れしていますが、一番強いのはチェリーです。これからも3頭で仲良くいてね。