毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.156
いつも猫や犬に出会うのは朝の散歩中が多いのです。"朝の散歩は何かが起こる!"危険タイムでもあることを痛感した。毎朝のことではありますが、お濠を散歩していると"ミャーミャー"と仔猫の泣き声がすると思いながら散歩を急いでいました。今頃の季節は仔猫が産まれる時期なのかなー、そう言えば昨日も会社の裏から(だろうと思われたのです)ミャーミャーと仔猫の声が聞こえていたと思いながら、親猫が一緒だろうと気にしないようにしていました。
そう思いながら散歩から帰ったら、スタッフKに知り合いの方から緊急出動の依頼が来ていました。いったいどうしたのか?と聞いたら、仔猫がお濠の桜の枝に乗ってミャーミャー鳴いていて落ちそうで危ないとの連絡らしい。落ちそうで危ないといっても、家には網はないのです。お濠の桜の木の下は濠だから、水があるし中には入れないのでどうするべきかと話し合ったが、とりあえず大きな袋とホウキを持って行くことに。二人で走っていったが、仔猫は枝から落ちてしまったとのことでした。落ちたといわれても、探さないわけにはいかないので、どこかにいるかもしれない。しかし、場所は、桜の枝は長く伸びてとても手が届くところではなく、お濠の周りの坂は急で立っていられないしロープがないと探しようがないという所でした。でもスタッフKと落ちそうになりながら探してみましたが仔猫はいません。というより見えないのです。桜の根が出ていたのでそれをつかみながら一生懸命探しましたがだめでした。
外で生まれた動物たちは生きるためにはさまざまな厳しさがあります。それは、まずカラスなどの外敵からやられる危険です。次に雨や風などの厳しい自然などです。本当に生き抜くには大変です。できれば、保護して里親を探してあげられれば一番だと思いますが難しい問題もあり、自分の力のなさを実感する出来事でした。
2015年10月20日発行11月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
足の爪が折れて赤く大きく腫れているサンボ。たぶん喧嘩をしてとび下りたんだと思いますが、可愛そうな状態です。喧嘩をするのもいいけど、怪我をしないようにしないと嫌いな病院へ行くことになるよ!