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アーカイブ 徒然ぐせ vol.163

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 春になると散歩コースのお濠に桜の花がお濠中に咲いて、その美しさは毎年感動ものです。つぼみから桜吹雪のように散る時までを楽しむことができる、1年のなかでも一番心トキメク季節です。この時ばかりは、本当に犬たちの散歩があって良かったと感謝してしまいます。

 そんな私にはもう一つ朝の散歩時に楽しみがありました。数年前から可愛い双子の男の子たちに会うことです。この男の子たちは、毎朝お父さんと一緒に保育園に行っているのです。最初は乳母車に乗っていた双子ちゃんたちを"可愛いな~"と見ていました。それがある時から歩いて来ていたので驚きましたが、お父さんと手を繋ぎ小さい足で歩いている姿を見ると、心がホッコリしながら犬たちと散歩をしていました。いつからか分かりませんが"おはよう"とあいさつをするようになりました。元気で歩いたり走ったりしていましたが、羽目を外すということはせず、お父さんの言うことを良く聞いている姿を見て"お利口だな"と感心したりしていました。親戚でもないのに、他の子どもと比べたら本当にものすごくお利口だと思ったりしていました。  散歩時の楽しみだった双子ちゃんたちが、今年の3月で卒園してしまうということを聞き残念だし、時間の流れの速さを実感しました。

 毎朝私と一緒に散歩に行っている犬たちも同じように時間が過ぎているんだから、高齢になって来ているんだな~としみじみ思ってしまいました。ほんのこの前、平和台で保護したようだったのが、もう随分前のことで時間が過ぎていたんだと思って皆(犬たちに)いつまでも元気で長生きしてほしいと願ってやまない今日この頃なのです。

2016年4月20日発行5月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬・猫たち

エッセイ,編集長,徒然,マザー,ルーフ,福岡,保護,猫,犬部屋に入るとアースは本当によく吠えます。知らない人でもないのに噛みつかんばかりに吠えるのです。泥棒にはいいけど少しは手加減をしてよねアース!

 

 

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