毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.165
徒然を書き始めてもう十数年になりますが、最初の頃は驚くほど犬や猫に出会っていました。自分で犬を飼う前はまったく気にしていなかったせいなのか、犬を街で見かけることがなかったように思います。
しかし、犬を飼うようになって、街中の公園に犬が一匹でウロウロしているのを見かけるようになりました。自宅が城内の近くにあったため散歩中に舞鶴公園や城内に行くので犬に出会うことが多かったのです。昔の平和台跡地に犬が一匹で座っていたり、いつも同じ場所に犬がいたりして驚きました。
特に、春と秋には必ず置いていかれてウロウロ寂しそうにしている犬に出会っていました。おかげで家には20数匹いることがありました。私は、城内を散歩をすることが恐怖に感じお濠の周りだけにしたものです。出会うと放っておけなくなるからです。
しかし、この1~2年一匹でウロウロしている犬たちに出会わなくなりました。会社の前を走っていっている犬を見ては追いかけたりしたこともありますが、本当に犬だけで走っているのに出会わなくなっています。昔と違って、法の改正もあり気軽に動物を飼わなくなっているのかなーと思っています。
犬のブームが猫のブームになって猫を飼う人が増えたと言われていますが、猫は飼いやすいとはいえ長生きをします。最後まで暮らすことができ、病気の時は病院へ連れて行くことができる人に飼ってもらいたいと願っています。動物と一緒に暮らすことは、人間にとって安らぎを得たり楽しさを与えてもらいますが、大変なことも多くあるのです。
また、昔のように多くの動物が一人ぼっちになって寂しさを感じたり命を落としたりすることがないようと願っています。
2016年6月20日発行7月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
金太郎の散歩のテンションがさまざまで、行くのを嫌がったり喜んだり。朝はノロノロ行くのかと思うと、夕方はスキップしながら。どっちでもいいけど楽しみながら行ってね。